素材管理
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素材管理とは、縫製の量産化を行う前に、生地の特性をチェックして、生地トラブルを事前に把握し、未然に防ぐ方法である。
生地に絡む不良は、重欠点不良になる頻度が高く、縫製不良のように簡単に修理できるものではなく、不良箇所の生地を裁ち変え、解いて縫い直すという大変手間の掛かる修理になります。
生地に絡む主な不良は、下記のものがあります。
・斜行、湾曲
・チョークマーク
・ウォタースポット
・生地の収縮
・加工シワ
・中稀
・縫い目スリップ(縫い目滑脱)
・糸返り
・織り糸のひけ
・布端のほつれ
・スナッギング
・カーリング
・ラン(ニット製品)
・ミシン針跡残り(しつけ縫い後に発生)
生地をチェックした後、裁断、縫製ライン、仕上げラインでどのようにチェックしていくのか、 詳しくは別紙、量産化技術生地編1でご確認してください
量産化技術生地編1
この他、KES(風合い力学特性)による生地による最適の仕立て方法には、後日、掲載する予定です。